20210604

寝る前に炭酸水を床にぶちまけてしまった。無糖だし水みたいなもんだよと眠剤でぼけぼけになった意識の端で思いながらも炭酸のしゅわしゅわがカーペットにしみておいそれどうなっちゃってんだ!?と意味のわからない好奇心で一心不乱にタオルを擦り付ける午前二時。ちょっと恐ろしい情景かもしれない。


少し前からラジオにハマっていて最近はマスクの下でもにやにやしながら過ごしている。これくらいしか楽しみがない。24時間私の血液は絶えず全身を駆け巡り全ての細胞が一生懸命に働いているのに私はその体と感覚を持て余しているんじゃないだろうか、申し訳ない。申し訳ないってなんだよって思った?本気で落ち込んでたら笑ってくれる?

 


1日の中で小さな絶望みたいなものを感じるときは誰か知らない人の抜け落ちた毛を拾っているときと誰もみていないテレビの音が聞こえてきたとき。この間駐輪場の入り口で高校生が列をなしていて一瞬「アホボケカス」なんて大人気ないことが頭をよぎったときに一人の男の子に「どうぞ」と譲ってもらったときは自分の心の狭さとわかりやすい喜びを感じて電車に乗るまで歩く感覚があやふやになった。


睡眠サイクルがかなり崩れてきて眠れないわけじゃないんだけどなぜか寝ようとしないで変にお味噌汁を作り出したりふらふらになりながら自転車に乗ってコンビニへ行ってしまったり正直奇行ばかりとっているのでどうにかしたい。奇行に走るのは多分飲んでいるお薬の特性だろうと思う。

健康志向の世の中では薬はなるべく飲まないほうがいいなんて当たり前のこと言ってるし自分でもいつまで薬を飲んで生きるんだろうと考える時がある。いかんいかん負のループに入ってしまう。マッサージをする手の力が思わず強くなって痛みでこれが本当だって原始的な意識の整え方とお薬二錠のほこたてをこれからやっていきたいと思います。みんなは寝ていいよ。


5月に間に合わなかった。6月もよろしくお願いします。

 

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夕方のアジカンは気持ちが良い良い良いよ。