帰り道にたまたま自分が昔よくやっていた習慣を思い出していた。
好きな本の一冊などをわざわざメモに書き出して好きな言葉だけを集めることが好きだった。そのメモを読み返すと私にとって正しいことしか書かれていなくて、それだけ信じていれば向かうところ敵なしって感じで自信がもらえたから。
最近はめっきりしなくなった。
それでもたまにTwitterに画像をあげていたことを思い出して画像欄を遡ってみたんだけど、やっぱり今見ても全然色褪せずに正しいって思えて、かっこよくてかわいくってかわいそうで強くてかしこくって、とにかく正しさしかなかった。
そういうのを忘れたくないから、また習慣として少しずつ取り戻していきたい。習慣も、自分の思う正しさの数値とかも。
帰宅すると父親がいた。
思春期の子供が親から逃げるように、一言も言葉を交わさずに父親が部屋に逃げていった。
悲しくなって薬を多めに飲んで、少しまぶたに涙を溜めながら、でもなんとか溢さないように耐えながら肉じゃがを作る。横になっていたら眠ってしまっていたようだ。
つらいなぁ、心が本当は張り裂けてしまいそうだ。こういうときのためのノートなんだよな、きっと。
明日もなんとか一秒一分一時間、延ばして延ばして1日を終えていかなくちゃ。
それはそれでしんどいんだけど文句ばっかり言ってられないんだもんなぁ!