2020-09-21

母と天王寺に舞台を見に行く。

時間まで服や家具を見たりして、お母さんと出かけることだけで嬉しいのに久しぶりにそういうことができたので心が満たされていく。

時間が近づいてきたので急いで劇場に向かった。最近イベントに参加するには追跡システムに登録しないといけないことが増えてますね。体温は35.1°でバッチリ低体温キープ、全然よかねぇ。

舞台は文句なしに良かった。同じシリーズを去年見たので退屈するかなと心配していたけどイッセー尾形にそんな心配は必要なかったね。いつものことだけど幕間で着替えている瞬間を見ているときは見てはいけない瞬間を見ているようでドキドキしてしまう。あの憑依っぷりは痺れちゃうよ。

そして終演後、拍手でもう一度舞台に上がったときに「来年もまたやります その頃にはマスクもないかもしれないし まぁあったっていいじゃないですか」の一言で思わず涙がこぼれそうになった。ああ舞台の世界も前向きになってきたのね…。五月に見にいく予定の舞台も前日に中止になってしまったり、来週には北海道で参加するつもりだったイベントも無くなってしまって参加者はもちろん・演者も相当きついだろうなぁと思っていたので、その一言でちょっと救われたんだよなぁ。ぜんぶ。

 

興奮冷めやらぬ中、電車で帰宅。

父は実家に帰っているので姉を駅まで呼び出し、女三人で夕食を済ませる。私と母はごくごく〜とお酒を飲んだけれどなんだか不完全燃焼で、私は話したかったことが話せなかったからって理由が明確なんだけど、家に帰ってからその話をし始めるには酔いも冷めてしまっていたし、きっと黙ってろってことなんだと信じて宮崎夏次系の新刊を読んで眠った。

 

なんかね、たくさん書いておきたい気持ちがたくさんあったはずなのに全部いらないんじゃないかとか・とにかくだめだっていうのが上から覆いかぶさってきてなんにもできなかったな。

書いては消していくつ下書きにした日記が増えたのかわからない。本当はまだ起きてるはずだったけれどもうそれもいやでたまらない。もう出されることもない薬をごちゃ混ぜにした薬箱の中から長めに作用するはずの眠剤だけを選んで飲んでみることにする。早く、長く眠れればいい。おきていてごちゃごちゃ考えなくて済むならいい、それしか今はわかんない。

 

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