2023-01-31

ダメダメです。早速ですがだめだめです。だめだめっていうのは気分の上がり下がりがあって夜は寝付けないで朝四時に目が覚めて脳みそも機能していない状態で「ぁ…」と一言つぶやき虚ろな目・心で朝を待ち、気候に耐えるだけで精一杯のまま職場に向かい、昨日とちょっと違う順番でボタンを押し続け、家ではひたすら自問自答を繰り返しせめて人間らしくと願い、なんとかお風呂に向かうやつです。ちゃんと私の中にはまだひび割れが修繕されないまま残っている。あ、ダメかもしれないみたいな感覚から方向転換することはできてもその先からはどこにもいけないまま。まぁ仕方ないとかそれでいいと思わないと眠ることすらできません。うそ、睡眠薬のおかげで眠れるよ。いつまでお薬なんか飲んでんだこのひと…たくさんの薬で体と生活が構築されているといろんなスイッチがお薬になってきて便利なのか終わってるのか、それすらも忘れてしまいそう。

どうして手首を切ったりしていたの?それは死ねると思って?死にたいとかってどんなときに思うの?と聞かれたあと、はっきりと自分が動揺しているのがわかった。なかなか柔らかくなってくれないジャガイモがどんどん焦げ付いていくのを汗を流しながら見つめていた。換気扇のゴーーーという音と私にしては眩しすぎる照明とどこからか出てきたもう一つのフライパンが私を責めている。助けてあげようとする声が近いのか遠いのかわからず、大丈夫なにもしなくていいとしか言えない。多分こうすればいいのにと思っている人との間に絶対に壊せない分厚いなにかが隔たっていて、それを直視することもできずに俯くしか術がない。どうしてもぴかぴかでつるつるで凹凸も傷もなんにもないなにかにはもうなれないんだってキッチンで涙を流しながら思い知る。どうしてこうなんだろう。

 


今月は昔観たなかで好きな映画をお互いのことをわかりあうためにも彼氏と観る会をしていた。当時観たときと感想も自分も変わってしまったけれど変わらず好きが散りばめられていて居心地のいい時間を過ごせたと思う。

彼氏の唇の色が可愛くて似た色の口紅を買って、毎日つけるだけで幸せな気持ちになる。雪がたくさん降ったので街路樹の葉っぱに積もった雪を自転車で通り過ぎる時に触ってみたらすごく楽しかったけど誰かに見られていないか家に着くまでドキドキがおさまらなかった。ずっと死んでいるみたいな季節が続いてほしい。安堵に包まれながら眠りたいって、ずっと昔からのお願いを今もまだしている。

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カーテンの隙間から快晴だと感じる瞬間、外が全て滅んでいる気もする