2月23日
1度目が覚めたときにさっきまで見ていた夢起きたら上戸さんに話したいからこのシーンだけは絶対忘れないようにしようと決めたのに結局忘れてちゃったとベッドから報告する。
家に帰ったら私の苦手な時計が増えていてめまいがする。私の部屋には時計が一つもないし、なんなら嫌すぎて上戸さんの家にある時計も私が撤去したくらい、家の時計も給湯器の時間が表示されてしまうものだけでいいけれど、そういうわけにはいかないので耐えるしかない。
2月24日
なんだか喉が渇いて仕方がないのは昨日買ったコーヒーばかり飲んでいるからか?
父親にタバコをとられていたりしてなんだか心がもやもやする。自分の器が小さいみたい。小さいけど、でもとるのはだめだろ。自分の正しいと思うことか、まわりに小さいやつだと認知されるかの狭間で夜は全方向から不安に苛まれてしまい薬を飲んで寝た。
2月25日
自転車のチェーンが外れたので歩いて帰っているときに疲れと焦りから歩くことも自転車を押すことも嫌になって自転車を足で蹴ってしまった。通りすがりのおじさんが油で汚れた手を見てチェーンが外れてしまったのに気がついて助けてくれるようとしたけどそのときの私はドラえもんしか必要としてなかったからドラえもんじゃないのなら放っておいてほしかった。
家に帰ったら母親の愚痴を聞いて(どうしよう消えたい)と思った。嫌いでもないしなんの問題もないのに一つの音も聞きたくない出したくないと思う瞬間があってつまりそれは死に近いなにかではと思うんだけど、すべての感覚なんてありふれているんだろうと考えるのをやめました。
2月26日
ここ二、三日で梅だけじゃなく小さな桜の木くらいなら咲いているのを見かける。桜も梅も特別好きな花ではないけれど春が来るという現象にはときめきを感じる。草木が枯れ、死んでいる時期にじっとこらえ暖かくなると蕾から花になるというのは精神がぐらついているときにイメージすると簡単に涙が溢れ出しそう。
自転車でウロウロしすぎたからか、帰宅してからは花粉症の症状としてたくさん涙を流した。花粉症つらい。
2月27日
親知らずを抜くことになって憂鬱なのと恐怖で予定を入れられない。
特に何も思っていないつもりだったけれど知らない間にストレスがたまっていたみたいでテレビの音でさえ攻撃的だ。家庭の問題や自分の自信のなさで思わず薬に手が伸びる、飲まないけれど…。小さい悩み事がない人なんていない・みんなしんどいんだと思って無理やりお風呂に入ろうと体を起こしてみるけれど本当にみんな悩んでいる?しんどいのかな?ともっと大きく空虚な不安に襲われて、もう動きたくない。
2月28日
なんでか気分は最悪、わかんないけど地面に埋まっているような感じでぽけっとしてると五秒で不安になってしまう。
今回の図書館で借りてきた本はすべてあたりのような気がしている、それだけはたのしうれし。
3月1日
スーパーで一年生になったら、が流れていておばあちゃんとよく一緒に歌ったことを思い出す。友だちが百人できてもさみしいと先生ちゃんと教えてください。
夕方にサリーちゃんが3月9日の音源をあげていて懐かしいなと思って聴いてると知らない間に眠っていた。目が覚めたときになぜかちょっと恥ずかしくなって、はやく誰かに帰ってきてほしかった。