2月9日〜2月15日

2月9日

北海道はマイナス30度らしい、きっととても外は静かで、みんな声を出すのも諦めてしまうほどに、体温を維持するために必死なんだと思うと心がどきどきしてくる。

確か大学入試の日も寒くって曇天の下、眠気と戦いながら大学に向かったな。香川県に住む好きな人と大学入試の日なんですって言い出せないまま朝までくだらないことを話していた。いつも音楽を教えてくれたり、私が読みたい本は全部読んでいて、すべてがFになるというタイトルで理系のほとんどは最後がわかるよと笑ってた。親鳥のあとを必死についてまわる雛みたいだったなと今は思う。今日は私のいとこの高校入試、うまくいくといいな。

 

2月9日

朝から虚しくてたった2日の躁がきえていくのをベッドの中で感じた。全部が心の中で動き回ってて体が重たい。そういえば寺山が私にはあったんだと思い出し一日中途中まで読んでは新しいのを手にとりまた途中まで読むというのを繰り返してたら自律神経がおかしくなり極寒のはずなのに汗をダラダラ流していて悲しくなった。

気分転換に久しぶりのお菓子作りをしてみたけどやっぱり楽しい。手がバターまみれになって粉がまわりに飛び散ってもオーブンから漂ってくる匂いですべて消えていくもんね。

 

2月11日

昨日作ったケーキを両親に食べてもらったらかなり高評価で安心。

夕方、そのケーキを持って高槻に向かったけれどやっぱり先週受けたことがまだ自分の中でうまく消化できていないのか恋人の馴染んだスキンシップに違和感を感じてしまい頭が働かなくなる。

テラスハウスの最終回を観て、寂しさを語りながら眠りについた。(パワーレンジャーも観た。)

 

2月12日

起きてのろのろ用意して京橋でサリーちゃんと三人で飲酒。念願のとよに行けたこととサリーちゃんからおっきなチョコレートをもらって優勝できた。南蛮亭でいつに戻りたいかって聞くとサリーちゃんは中学(だったかな)の幸せだった頃をあげていて、それは初めてのことだったので興味深かった。帰り道に大声で歌を歌ってすごく気持ちよかった、何もかもどうでもよくってなんなら全て終わってもよかったんだよ。

 

2月13日

昨夜は救急車を呼ぶか迷うくらいの胃の痛みに襲われて全然眠れずげっそりした朝を迎える。たまたま体重を測ったら歴代最低体重まであともう少しのところまで落ちていたのでこまめに飴を食べるように心がけようと思います。

考えてみたけれど、誰かのために(なにかのために)自分が変わろうと(しようと)するのがこんなにも嫌な人もいるんだな〜というのが三年半の感想だった。たくさんしてもらったことや感謝しなければいけないこともあったけれど合わないところやボロボロになったのかと思うこともたくさんあって、きっとお互いここが合うねって人のほうがいいんだと思う。私ももう怒りたくない。怒りがまずきてしまうならそうならない人と楽しく過ごしたい、そうありたい。

 

2月14日

同じ話を5分ごとにするタイ人スタッフがいてどっと疲れた。寂しくなるだろうかと思っていたけどそういえば年明けから連絡することは会う直前だけだったので特に変わらない毎日が皮肉に感じる。バレンタインなのでもらったチョコと作ってあった残りのケーキを食べてカロリー摂取に励んだ。

 

2月15日

また胃の激痛で夜中に何度も目が覚めてしまいげっそりしながらお弁当を作っているとテレビから「最下位は天秤座 まわりの人とトラブル、距離をおいてみよう」と聞こえてきて思わず大声で怒鳴りそうになった。今日は図書館で借りた本の追い込みに入る。

太るために一人でも食べる習慣を心がけているけど難しい、改めて病なんだと思い知らされる。吐いたりはできないけど一人で食べる食事の虚しさや胃の重さを感じるのがつらい。人といられれば何も感じずに、なんならたくさん食べることが楽しいとすら感じるのに…。でも別れた今は食べる機会なんてほぼなくなったようなもので、働くためには体力がいる。プラス2キロを目指して頑張るぞ。月曜に面接。だけど目が覚めたら全て終わっていてほしい。

 

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愛だね