7月27日〜8月2日

7月27日

朝早くに目が覚めてよちよちと時間をかけて用意をするが、いつも服選びに時間がかかってしまうのでギリギリに起きてきた藍ちゃんより時間がかかった。二人で心斎橋について傘をさしながら前日調べたガレットの店で動けないくらいお腹をぱんぱんにさせた頃にはもう雨は上がっていた。

小さい頃からトムとジェリーのビデオを見て育ったので二人で懐かしいねこんなのあったねと笑いながら過ごす時間がとても嬉しかった。会場を出るときに誘ってくれてありがとうと言われ、シスコンとして生まれてよかったなぁという感覚が身体中を巡る。

結局夜まで買い物を楽しんだあと、報告ついでに上戸さんに連絡をしたが肝心なところでまた無視を食らってしまい頓服のお薬を3錠も飲むことになった。今の不安定なときじゃ上戸さんが手に負えない(?)と思ってしまうしきっと向こうも同じように思っていることだろう。でもやっぱり分裂してしまいそうな自分を形を守ることで精一杯。どうにかして相手を傷つけないための、自分にとっての防御はうすぅく生きることなのか。

 

7月28日

久しぶりに怒りを露わにしてしまったが珍しく罪悪感はない。違いといわれればそれまでなんだけど繰り返しいやだ・やめてほしいと伝えてきたことだったのと、核心のようなものに近づいたときに自分の中でああもうダメなやつだと一瞬でも思ったからかもしれない。期待はしちゃいけないと聞き飽きた言葉でたしなめることももうしない、だってこれからにもう期待することがないので。

もういろんな思考を巡らせることなく寝る。

 

7月29日

毎日自分だけの祈りを捧げて安定を手にするよりただ許しだけがほしい。

夜、中学の同級生とすれ違った。あれこんな好みの顔に成長したんだと思いながら自転車を漕いでいたけど身体が重たくて浮ついた気持ちとは裏腹にどんどんスピードは落ちていくだけだった。

胃が痛くてうずくまる、味わいたくない「こんなのはじめて」

 

7月30日

今日は面談に行った。過去の自分歴とその時どんな感情を抱いていたか書き出すことをしましょうとのことだったけれど、特に中学高校時代のことが思い出せない。だんだん目元の痙攣が酷くなってきて中断してしまって自分でも目に見えるようなテンションの下がり具合。目的目標、一日3つでいいからどんなことでも褒めてあげてね昨日と同じことでも100回すればプロフェッショナルだよと背中をさすられながら向かった先はなじみ野で、それは全然褒められることじゃないね…。

 

 

7月31日

蝉に好きな要素は一ミリもないけれど鳴き声を聞いていると私以外に喚いてるやつがいるなと思って少し安心した。

頓服薬を飲むと上機嫌になり、饒舌にもなる。そんなコントロールされている自分が気持ち悪い。

助けてほしい、許されたいのになぜ私は最大限に気を張り巡らせてはりめぐらせて張り巡らしているのだ?ついつい瀉血を実行してしまったけれど、しているうちにだんだんと気持ち以外のものが下に降りて行く感覚に陥り、致死量と推定されているくらいでやっと我に返る。

眠たいのは、正しく眠たいのか意識の低下なのかすらわからない。南条あやはODでしんだのではないことを思い出して少しハッとするね。

 

8月1日

今朝は早朝覚醒が酷く朝からぐったりしつつもお弁当と夕食の準備をこなす。面接の応募も入金も済ませたので案外上出来だったはずなのに、雷雲がやってきた頃くらいから精神的余裕が少しずつばらばらになっていく。

明日は病院で何を言われるのかな、何を言えばいいのかな。なにもわからないくらいのなにかが起こってほしいなんてぼんやりしたことを思うがやはり許されたいという気持ちはどうやっても自分の中にある。

 

8月2日

朝起きて着られる服とそうでないものの整理を済ませてもともと通っていた病院へ。久しぶりだったので先生に詳しく六月末からの話をしていたら「しんどかったでしょう」と労いの言葉をかけてもらった。ニートだしなにかがんばったものもないそんなわけないんだけど、それでもすごくしんどい日々だったのではじめて涙が出た。優しい言葉や気持ちに普段接してないわけないのに、それでもかけられると涙腺が肌が心の奥の芯が、ついバカになってしまう。採血をしてお薬も受け取り電車で早朝覚醒の穴埋めをし、帰宅。

ここにもう一度コン詰めて通い直そうと決めてビルを出たらその気持ちがすっとんでいってしまいそうになるほどの暑さで思わず怯んでしまう。入院を勧められたけど、私気持ちで生きてるんで!!!

 

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スカーフじゃない、ハンカチに保冷剤包んでるねん。