2月2日〜2月8日

2月2日

昨日また仲良くしていけるかもしれないって思えたなにかがすごく遠くにいってしまった。互いに理解し合えないものによって、そんな気がしてたなんてものではなく、はっきりと隙間が広がっていく。全然余裕なんて持てない。少なくとも前に付き合ってた人にはこんなにしょっちゅう怒りもイラつきもしなかったのに。

1日落ち込んでいた。今生きているのが長い夢で、目が覚めたら15歳のあの日になっていてほしい。もうどうだっていいよ。

 

2月3日

今日はお母さんの誕生日だったので二人で久々に出かけた。ケーキを買いに行くのに、私の大好きなケーキ屋さんのある天満橋まで。私も店舗に行くのははじめてで興奮したけれど、小さい店舗だったから無言できらきらしたケーキをみつめるだけが精一杯。一緒にお昼ご飯も食べたしお出かけできて嬉しかったな、ただ体力がなくて体といたるところがちくちくズキズキしていた。

夜、ケーキを食べようとしたら店員さんのミスで私のケーキがシュークリームと間違えられていて、お母さんのケーキに誕生日のロウソクを逆さまに立ててしまうくらい意気消沈してしまい結局そのシュークリームにすら手をつけられなかった。

 

今までも比較的穏やかな潮の満ち引きの中に、数年おきの大波がやってくることはあったけれど、それらは大抵外的要因があり、やり場のない怒りはどこかしらに打ち上げる気力さえ回復できればニコニコ笑えもするし少しは普通に見えているんじゃないかとさえ思えるようになる。でも今回はなんだか違う。
具体的に何かと言うと、恥ずかしくなるくらいくだらないちいさな落ち込みの重なりと自信消失。誰のせいでもない。ただただぽっきりとなにかがおれた。

十代の頃からそうした想いにとらわれて逡巡することは何度もあったけど、みんな大なり小なり抱えているもんなんてくさるほどあるしなと鬱屈のほとぼりが冷めるのを待った。だけど今回はなんだか違う。

誰かに大丈夫だって言ってもらいたい、本当は適当にニコニコしたりしたくない。自分の自暴自棄さにも声を荒げずどうしていけばいいのか、間違いすら一から巡っていかないと落ち着くことができない。こうやっていつまでも他人を巻き込み期待をして自身の回復を試みようとすること自体間違っている。

 

2月4日

昨日日記を書いたこと全然覚えていない、なぜなら結局デパスを(たった)2錠飲んでしまったから。静かでくらいキッチンでタバコすらおいしくなくて、ふらふらベッドまで歩くのもおぼつかなかった。

あんなに落ち込んでいたのに夕方くらいに働きたい会社を見つけて、落ち込んでいたからこそなのか無駄に力が湧いてきた。新しく証明写真の撮影の予約と髪の毛を切る予約を入れる。ここで働きたい!

落ち込みや怒りが抜け落ちた時の体と心の軽さには驚かされる。褒められて伸びるとは言わないけど、褒めてくれないと見ていてくれないと安心できないな。

 

2月5日

起きて携帯をチェックしてみたらどうやらサリーちゃんに彼氏ができたらしい。DMでやり取りしながらクリームシチューを作っていると沸騰させてしまってえらい量が蒸発してしまったので幸せに過ごしてほしいと思いながらコンソメと牛乳で量と味を整えた。きっと美味しく仕上がったと思う。

捨てられた家具の上で野良猫が日向ぼっこをしていて、できれば混ざりたかったけれど、明日に備えて脳内イメトレで忙しいからな。

 

2月6日

朝から証明写真、昼から髪の毛を切り、夕方は母親と誕生日プレゼントとして送ったレキシのライブに付き添った。横でわーとかきゃーとか叫んで喜んでる母親を見て、こうやって喜んでもらえるのなら生き続けて働いてお金を稼ぐのもいいことだなと思える。本当は自分の人生なんて自分を喜ばせるために行動できればいいけど、私は喜んでもらえたらそれが私の嬉しいに変わるタイプかもしれなくて、そのためにも行きたい会社に早く面接してもらいたい。たった数日前と中身がまるっきり違う人間みたいだ。私は自信がないのでこういうことで自信をつけて生きる活力となってくれればいいな。

 

2月7日

ようやく半分しか温かくならない電気毛布上でのベストな寝方がわかったんだけど、わかった日以降寝相がとてつもなく悪くて朝起きると足元の布団がぐちゃぐちゃで毎朝布団をなおすのが面倒くさいです。

証明写真の受け取りが明日なので今日は履歴書を書いたり断捨離をして過ごした。特に悩むことも思い詰めることもなかったし、携帯を触るのがこの日記を書くだけだったので気持ち良く過ごせた一日だった。

 

2月8日

今は軽い躁期っぽくてひとり無敵モード!

昼間に姉から今日は帰ってくるかと聞かれて頭の中になぜ?がいっぱいだったんだけど、どうやらお母さんのケーキを買いに行って私のだけ間違えられていたから改めて同じケーキを買いに行ってくれていたらしい。結局そのケーキはなかったのでどっちみち食べられないんだけど、私は姉が大大大好きなので、この(あの姉が わざわざ昼休みを使ってケーキを買いに行ってくれた)尊さをどう表現すればいいのかわからない…ケーキが無限に食べられることと姉がわざわざ買いに行ってくれたことのどっちが嬉しいかと聞かれたら即答で姉を選ぶ自信があります。

夜は夜でわたしがオタクになるきっかけになった人からリプライをもらえて、これから良くないことが起きるのかな?と少し不安になったけど、とにかく嬉しい一日だったことなのは間違いない。

 

 

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