4月13日
起きるとさすがにワインや日本酒とちゃんぽん状態の身体がだるくて身体が切り離せられないということを感じさせられ落ち込む。
サリーちゃんといおちゃんがおめでとうって言ってくれたときに周りにこんなふうに言ってもらえるならこのまま働いてもいいかななんて思った。嬉しい。
夜は閉店間際のスーパーでブリの特売品を見つけて照り焼きを作ってあげた。先にお風呂に入っているとあとは寝るだけって素晴らしいなと二人して感動した。
4月14日
起きたらどうしても餃子が食べたくなって高槻で有名なお店でテイクアウトする。お酒飲まなくってえらい。Netflixみてあーだこーだ、ゲームしてるのを眺めてあーだこだ。
もう10時なのに上戸さんはまだ7時かと思ったなんて言うから呆れちゃうな。
4月15日
やまぴよの夢をみた。ここ一年くらいでやっと夢を見るようになったから付き合っていたときも別れたあとも一度もやまぴよの夢なんて見たことなかったのに。
私は1つ20円の激安コロッケをパックに入れようと少しかがんだときにピカピカの靴とゴツゴツの時計が斜め後ろに見えて、もしやと思ったんだよ。電話をしていて懐かしい声だったので確信に変わった。
私は体を少しかがめたまま動けなくなってしまって、ずっとこのままピカピカの靴とゴツゴツした時計だけ見ていたい、顔なんて見れなくってもいい、そして私に気がつかなくていいから一生時がこのままでありますようにと願っていたら目が覚めてしまった。夢なんてそんなもんだよ。
家に五日ぶりに帰ってきたら夕飯が豪勢で余計によそ者感、さみしいと伝えたらいつも通り上戸さんは夢の中だった。
4月16日
精神的障害に特化した支援サービスの会社の説明会に行く。病院でも思うけれどここにいる人たちはなにかしらの病を抱えているのかと思うとムズムズする。面談してくれた看護師兼事務員さんの目には不釣り合いなカラコンが入っていて人間と話してる気がしなかった。
外が暖かくてもう春に対しての有り難みが薄れてきたように思う。
4月17日
朝一で数ヶ月ぶりの病院、に行く前にサンドイッチのお店に行く。いまないけどすぐ作ったるとおばちゃんが言ってくれたので外のベンチで待つこと3分、超特急で出してくれてありがたい。
病院で近況を話して温かく肯定してもらえた。人にはよくあなたの人生なんだから出ていくなりしたほうがいいと言えるのに自分がそう言われてもピンとこない。問題を抱えたまま出ていくという選択肢を自分は選べるかと聞かれたらきっとおどおどしてしまうだろうな(無責任なやつだ)。ゴールを家から出る・自立として、そのために頑張りましょうと言われたけれど自分の中ではまだ点と点のまんま。
お金をきちんと稼げるようになったらまた認知行動療法に通いたい。
4月18日
上戸さんの妹さんがカナダへ行ってしまった。電話したときもかなり落ち込んでいたから羽田空港でまだメソメソしているんじゃないかと私まで心細くなる。
いとこの誕生日だったのでおばあちゃんがうちにもお祝いの手巻き寿司を持ってきてくれた。魚屋さんに頼んだネタはものすごく豪華で、これからの全てに期待をされているというのがよくわかる鮮度だった。
4月19日
近所の桜がほぼ八重桜に変わっていて写真を撮ってみるけれどどれも肉眼で捉えて脳がステキと判断するところまでが最高で、携帯に映る桜からはなんにも伝わってこない。こんな幼稚な消費の仕方をしてしまう自分が嫌だなぁ。
お風呂場の乾燥機が壊れているのを見て私みたいって思ったのは必要もないのにゴーゴー唸っているからだけど、そう例えたのが自分じゃなかったら大問題になるところだった。