6月22日〜6月28日
6月22日
起きたら床で上戸が寝てた。起こしてベッドに誘導してあげようかこのまま寝かせてあげるのか迷ったけれど、いつも寝起きの不機嫌さには私もイラっとすることがあるので申し訳ないけれど放っておくことにした。
それから少ししたら上戸も起きて昨日の話をしてくれながらどん兵衛を食べ出したと思えばマクドナルドが食べたいと言い出すので、少し運動もしようと諭し図書館まで歩くことに。ただ私に体力がなく、図書館に行くだけでもつらく最後の階段で力尽きてしまったのと貸出カードの有効期限が切れていたことで30分くらいで出てしまった。結局マクドナルドでポテトとナゲット2つずつ買って家でうまいうまいと二人で久々にジャンキー欲を満たす。
上戸は食べたらすぐ寝るので横で本を読んだ。夕飯は軽めにピーマンを炒めたりそら豆を食べたりお酒を久々に飲んだりしたら珍しく気分が悪くてたらふくお茶を飲んで、そこからたくさんの夢を見た。
6月23日
姉が死んでしまう夢をみた。きっとたくさん見たのは悲しくて上書きしようとしたのかもしれない。途中上戸が起きたときに私が寝言で「夢やのにダメージ受けてるやん!」と言ったらしく、メタ的発言がおもしろかったと教えてくれた。
しかしなんせ気持ちが悪い、チューハイ一本しか飲んでないはずなのにどうもおかしい。上戸は起きるとケンジが今から高槻来るらしいけどどうする?と珍しく寝起きにシャキッとした声で聞いてきて、しどくていけないと返すとジャ行ってくるねとまたまた珍しくシャキシャキッと用意を済ませて家を出て行ってしまった。
吐き気と寒さで少し風邪かとも思ったけれど喉に異常もないので違う気がする。
2時間と少し経った頃、今から帰るねと連絡があったのでポカリだけおつかいを頼んだ。帰ってきた上戸さんはポカリとたこ焼きを買って帰ってきた。たこ焼きというものは体調不良のときのセンスではないなと思いながら体力はつけなければ生きていけない気がしていたので文句は言ってられない。ありがたい。
夕方また眠りに入った上戸の横で壁を見つめていたらインターホンが鳴る。上戸さんは基本居留守をする、居留守をしていたら何度も扉を叩いてきたりモニターに写らないように移動していたり、ちょっと怖かった。眠りを妨げられた上戸さんはイライラしてNHK許さん〜〜と怒っていたけど、夕飯を買いに行く時にポストを覗いたら賃貸会社からの名刺の裏に電話しろと一言。なんだかわからないけど少し不安になる。
ゴーヤチャンプルを作ってあげたらうまいうまいとばくばく喜んで食べてくれて、それからまたすぐに上戸は眠ってしまった。こんなに毎日毎日、1日のうちに何度も寝てどういう身体の構造をしてるんだろう?なにか疲れる事でもあるのだろうか?私にはわからないし、なんなら眠らないでと怒るわたしのきもちを少し誰かに慰めてもらいたい。今の感情は怒ってないですけどね。
6月24日
四時ごろまで眠れずにいたけど七時に起きて五分で帰り支度をして家を出た。家までたどり着く体力があるのか心配だったけど無事何事もなく帰れたので少し元気にはなったようだ。
家には誰もいなくて床にも長い毛は落ちていない、当たり前のことだが自分の気配を感じず安心なのか不安なのかわからない。
今日はオクラのおかか醤油を食べられた。お母さんが買ってきた猫の漫画を読んで泣いた。わりと穏やかに過ごせたと思う、回復していこう。
6月25日
今すぐに出なくちゃいけない電話がかかってきたのにどうしてもすぐに出られない状況で、やっとなんとか出ることができたらいまだに着信音は止まないで泣きそうになる夢を見たけど、起きてみると着信音がアラーム音だった。
めばちこができていたけどわりと理想の二重幅になってたからこのままゴロゴロの存在と一緒に生きようかな。
役所に行くまでにデパスを飲んで、帰り道でもデパスを飲んだ。でも大丈夫です、帰りに可愛いハンコを買ったから。
6月26日
今日も役所に行く。お母さんが一年半年越しにくれた誕生日プレゼントのレインシューズをおろしてウキウキしていたのに雨は降らなかった。
6月27日
生きてるだけで許されることなんてないって思いながら自転車をこいだ。生きてるだけでたくさんゴミが出て、確かに感動したり自分で選んだものばかりで溢れた部屋すらゴミのように思える。自分を傷つけたりすると悲しむ人がいることが申し訳ないから記憶とこの部屋だけいますぐ消え去ってほしいと願う。
6月28日
やっと気持ちの整理もついたのでロリータの服を郵送した。インターホンが鳴ったとき、また立ちくらみとけいれんが起きて電話台のところに置いてある犬の遺影を倒してしまい、淵についてある造花を剥がしてしまった。ごめんね。付け直しはちゃんとしたけどこんなのでごめんねって何度も心の中で謝った。
2時から新しい支援サービスの説明会に行ってきた。行かない選択はよっぽどのことがない限りしないつもりだったので利用書類を書いて初回のセミナー予約を済ませてなんだかこれから頑張るなにかができた満足感からお腹がすいてきちゃったよ。