1月26日〜2月1日

1月26日

帰ってきてから悪寒がひどく受付を休ませてもらった。風邪をひくと全て許されている気持ちになって安心する。でもこういう安心は多分歪んでいて、本当は心身ともに健康に、1日も早くならなければいけないんだけど今日は風邪をひいているので誰からも許されていたい。

 

1月27日

豆乳の紅茶味を飲んだら、どうして私の家の冷蔵庫の中にいるのか納得した。むかし紅茶味の飴が大好きだってお母さんがよく言ってたことと、いつもよくわからない味の飴が家にあったよね。

どういう流れだったか覚えてないけど、多分生まれて初めて自分で「人より疎外感が強い」と言った。人と疎外感が強いことを比べたことなんて一度もないのに、よくそんなことが言えるなと言った後に悶々とした。上戸さんとライブに三月、四月と行く予定を立てる。

漫画みたいな〜p119からの愛と相手の健康について書かれていたところがとても良かった。

 

1月28日

面接の電話があったけどよく考えなくても全然そこで働きたいとは思えなかったので辞退してしまった。あれこれ考えてはいるけれど結局逃げてしまってるだけでは?と落ち込む。様々なことを頭のなかにたくさんいれて整理してもやっぱり現実との埋められないはっきりとした差みたいなものの前ではそんなもの簡単に壊れてしまうから結局全部が虚しくなる。まぁみんな虚しい・たいへん・しんどいよねで一度やめないといけない…それが正しくなくても落としどころをつけないと動けない1日。昨日に引き続き、漫画みたいな〜のp135からが良かった。自分のことのようなんてものではなく、私が書かれていた。

 

 

1月29日

厚揚げとひじきの煮物、みりん干し、大根のお味噌汁を作った。今日もタイ語がうしろで飛び交っていて、蚊帳の外にいることにちょっとだけ安心している。

本を読むくらいしか楽しみがない、本当になにもなくて家や店でとりあえずの会話をすませば行ったこともない砂漠がここにある気がする。くるしい。

お風呂に入る前に前髪を切った。毎晩伸びてきた髪の毛をみて数年前の自分が大好きだったことを思い出す。

 

1月30日

朝から阿波座まで神社、そこから北浜でギャラリー、それからツンとした顔で高槻まで移動して少し疲れた。そのままの顔でいきなり上戸さんの家に行くとすごく喜んでくれ、ツンとしたままいようと思っていたのにすぐに顔がぐにゃぐにゃになってしまった。

私がどうしてもワインが飲みたかったので二人で買いに行き、結局二本のボトルを飲み干す。

上戸さんは自分の正しさを訴えるところ、私は間違ったことを指摘してしまうところがあって、お互い広い器を持ちたいけれど第一声にちがう「ちがう」を言ってしまうから、ダメなところはダメなところとしてきちんと知った上で相手を肯定していけたらいいね、という話をしたのが個人的にすごく良かった。

 

1月31日

上戸さんが昼から面接なので見送る。お留守番をするのが久しぶりでわくわくしながら白菜のピリ辛あんかけを作ってパトレイバーを見て待つ。上戸さんが帰ってきてからキングダムハーツを進めて、キリのいいところでわがままを聞いてもらってインドカレー屋さんへ。玉ねぎのナンとマトンカレーが美味しかった。この日わたしは意地で三種類のカレーを食べてお腹がきんきんになったんだけど、普段からこれくらい食べればすぐに太るのにと笑顔で言われても、どれだけ人と食べるご飯がしあわせだとしても絶対にそんなことはできないと暗闇の中で思った。

 

2月1日

今日はわたしが面接なので朝早く家を出て一度家に帰って面接へ向かう。電車の中で韓国人女性とずっと目が合っていて怖かった、目を合わせるのと顔が近いのは昔からストレスでもしかすると面接よりストレスを感じたかもしれない。

夜になぜか劣等感と昔からの冷えからくる足の痛みに苦しむ。自信と体温はいったいいつ身につくんだろう。

 

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