5月4日〜5月10日

5月4日

帰宅。分裂したことないけど分裂しそうで夜ようやく離人の症状だと気がついた。眠れなくて上戸さんに電話してもらう。ジャズストで親子を見てみたら急に泣きそうになったらしい。思わずゲラゲラ笑ってしまったけれど、いつか上戸さんが子供とジャズストを楽しんだりしてわたしがお母さんだったらいいなって思った。

 

5月5日

嫌いな人に会った。嫌いな人といる時の自分がものすごく嫌い。嫌な自分を誰かに見られたくないし、そんな恥ずかしいことをしたくないからなるべく嫌いな人間には会ったりしたくない。

 

5月6日

家族女三人で岩盤浴に行く。冷え切った身体の芯まで温まりたくて結構耐え抜いたつもり。水分補給するときは休憩室を通らなくちゃいけなかったけれど熱が恥を隠してくれたのでこわいもんなし。お風呂で裸になると子供までもが私の体をじっと見てくることに気まずさを感じる。ごめんなさいという気持ちがみるみる膨らんでいって長風呂ができないお母さんより先に上がってしまった。私が子供でもきっと見てしまう、でもどうすれば良いのかもうわからない。

靴箱の横がキッズルームだったんだけど、靴を出すときに知らない兄弟がこっちを見ていた。お風呂場では一目散に逃げてしまったけれど笑って手を振ったら先に弟が振り返してくれて、そのあとお兄ちゃんが恥ずかしそうに振り返してくれて癒された。がきんちょの上書き。

 

5月7日

朝から父がそわそわしていたのを察してミネストローネを作り終えてから図書館で就活のあれこれを済ませる。

夜にお祈りメールが来てた、髪の毛が排水溝に流れていくとき「あ」の文字に見えた、明日の病院はやっぱりキャンセルしてしまった。

 

5月8日

久しぶりのひどい痙攣があった。夜お風呂に入るときに何度も床に打ち付けた膝にきちんとあざができていたのを見て体の正直さを褒めたい。

 

5月9日

インターホンが鳴ったので出たらたちくらみがして、そのあと1分ほどの記憶が飛んだ。お父さんが抱きかかえて大丈夫かと何回も声をかけてくれたけど、どうしてそうなったのか考えるよりも私は人と顔を近づけるのが苦手なのでそっぽ向いてうなずくことが精一杯だった。どうやら倒れて頭を打ったらしい。最近痙攣も多かったのでいつかなるだろうなとは思っていたけど宗教勧誘に対応しようとしたそばからだなんて、神様なんて、救われるものなんて嘘じゃんね。

かんたん酢につけただけの美味しいトマトといろんな野菜を切って、デリシャスなサラダを作りました。

 

5月10日

服を売りにいった。こういうのは全然お金にならないことはわかっていても少しでも愛着があったものたちが値踏みされたことにショックを受けてしまう。

懐かしい人からメールがきた。令和になっても携帯アドレスを使ってメールをしていることに少し感動しちゃうよ。

お母さんの好きな豆大福を見かけたので買ってあげた。食べて喜んでいるのを私はみてた。

 

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