夏が嫌い。今朝はセミが鳴いていた。
セミの鳴き声を聞くと嫌でもぺかぺかぺらぺらぴかーと夏を強いられているような気分。そろそろ家でもその朝を迎えなくちゃいけないと思うとうんざりするし勘弁してほしい。
夏が嫌いな理由はたくさんある。
暑いしうるさいし騒がしい。みんなの生命力が暑苦しい。夏には嫌なことがたくさん起きる。人は死ぬし心も離れる、人も傷つけるし自分も傷つける。夏は嫌だ。
経験で夏が嫌いだと言っているだけでもしかしたら今年こそ…なんて思ったところで強烈な出来事で現実に引き戻されてしまうようなことがたくさん起きる。
以下、最近日記がわりにメモしていたこと。
上戸さんから怒らないで聞いてほしい…気を悪くしたらごめんね…と前置きしたあと「この間冷蔵庫の中でレモン汁の蓋がちゃんとしまっていなかったからこぼれてた」と注意(?)をうけた。これ、あの前置きいる??100私が悪くない?思わず吹き出してしまったけどちゃんと謝って、また笑った。
上戸さんは無神経なのか小心者なのかわかんないなーおもしろー。
マスクのせいなのか私の精神に体調まで引っ張られているのか、浅い呼吸しかできずにいて苦しい。
朝にゴミ捨てに家を出たら霧状の雨が降っていたから綺麗で楽しかって傘もささずに歩き回ってみた。雨が止むと地元の山は山肌に沿って霧が上へ上へと登っていく様子がとても神秘的で好きだ。
嫌いな人にまで優しくできないから今日はかなりローなテンションで仕事に挑む。七夕ってなにしてたっけ?大学生の時は学食の七夕メニューがあって食べたこともあるけれどなんでうちの学食ってあんなに高いんだ?味はなに一つ覚えていないし、その一回が最初で最後だったかも。
駅前に周辺の幼稚園から集めた短冊が竹の木とともにたくさん集められるけど、ここ数年は雨に濡れて風に飛ばされ見るも無残な状態のものしかないような気がする。足元まで飛んできた短冊を踏みかけて、それでいいならいろんなことだってどうでもいいんだよなと涙が出そうになるんだよ。最近広場でリコーダーを演奏しているサラリーマンと私だけが今この場所で人の心を持ってるんじゃないかって勘違いしてしまいそうな七夕だ。